金沢大学・国立ハンセン病資料館主催
国際ハンセン病政策シンポジウム(第2回)       
「ハンセン病医療政策と患者の人権―日本とノルウェー―」
金沢大学HP
http://www.kanazawa-u.ac.jp/events/10/01/0123.html

国際ハンセン病政策シンポジウム(第2回) へのリンク(pdfファイルが開きます)

このたび、金沢大学・国立ハンセン病資料館主催で、ノルウェーからゲストを招き、国際ハンセン病政策シンポを開催いたします。

人権保障の観点から、日本とノルウェー両国のハンセン病政策の経緯と議論を考える機会です。準備をしている私たちも、当日の両国の議論が楽しみです。
人権保障の本質に迫る議論になることと思います。どうぞお越しください。

金沢大学・国立ハンセン病資料館主催
国際ハンセン病政策シンポジウム(第2回)       
「ハンセン病医療政策と患者の人権―日本とノルウェー―」

開催趣旨:
本シンポジウムでは、ノルウェーベルゲン市からハンセン病医療政策の歴史研究を行っている3人を招き、ノルウェーの隔離政策と患者の人権に関する議論の歴史的変遷を紹介していただく。

 ノルウェーベルゲン市は、19世紀後半、らい菌を発見したアルマウェル・ハンセン医師の活躍した地であり、ノルウェーは疫学を基礎にし、20世紀前半にはハンセン病医学、医療を国際的にリードしてきた。
 ノルウェーからの特別報告をふまえ、パネルディスカッションでは、日本の元患者、法曹、医師らとの議論を通じて、日本におけるハンセン病医療政策の歴史的特徴と今後の課題を明らかにする。


日時:2010年1月23日(土)13:00〜17:00

会場:金沢文化ホール大会議室

その他:事前申込なし、参加費無料、当日は逐次通訳あり。

問合せ先:金沢大学「人権保障と感染症に関する国際プロジェクト」
代表 井上英夫(担当:鈴木靜)
E-mail ssuzuki@staff.kanazawa-u.ac.jp
Fax 076-264-5405

スケジュール:
第1部 ノルウェー特別講演
Yngve Nedrebo;(在ベルゲン国立アーカイブス)
「患者の権利からノルウェーのハンセン病隔離政策を問う」
Sigurd Sandmo(ハンセン病博物館)
「国際的視点から捉えるノルウェーハンセン病政策とスティグマ」

第2部 パネルディスカッション
テーマ「ハンセン病医療政策と患者の人権―日本とノルウェーの相違」
Arne Skivens(ベルゲン市立アーカイブス所長)
Yngve Nedrebo(在ベルゲン国立アーカイブス)
Sigurd Sandmo(ハンセン病博物館)
宇佐美治(ハンセン病元患者、長島愛生園在園者)
徳田靖之(らい予防法違憲国賠訴訟弁護団長)
莇昭三(城北病院名誉院長)
(司会)井上英夫(金沢大学教授)

なお、国際ハンセン病政策シンポジウム(第1回)は、「ハンセン病医療政策と
資料保存―日本とノルウェー(仮)」をテーマに、2010年1月21日(木)国立
ハンセン病資料館にて開催(東京都東村山市)
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